大きくなれば不倫して出ていった父親の気持ちがわかると思っていたけど…
成人すれば…
結婚すれば…
妊娠すれば…
子供が生まれたら…
子供が生まれて子育てが嫌になってきたら…
わかるんだきっと。
そう思って理解しようと努めてきました。
そして最近私の知り合いが不倫していることを知りました。
その2人は私が知り合うよりも前から不倫関係になっているようで、実は不倫している男(女は未婚)に不倫の価値観について聞いた事がありました。
私「どんな理由があっても自分がそれで家庭を壊されたから絶対無理。夫婦間の同意があれど、子供への影響を考えるべき。」
男「大人にも事情がある。だから仕方のないことだ。」
私はそれについて何も理解ができなかった。私は旦那とセックスレス気味だ。
だからといってそれで寂しいから不倫しますとは私はならなかった。
子供への影響も何も言わなかった。きっと自分のことしか頭にないのだろう。
ならなぜ子供を作った。ならなぜ結婚した。ならなぜ家族になった。
子供は親を嫌でも憎くても愛してしまう。無償の愛を与えているのは親ではない。
それに気付いたのは私は早かった。
その時の感情が無責任なのは責めるつもりはない。なぜなら人間そんなものだと思うから。
ただその一時的な感情の無責任にも、責任が発生するなら遅かれ早かれ責任を持ち、感じるべきだ。
私はそう思う。
結局のところ、私は分からなかった。
どんな理由も息子の人生を壊す理由にはならなかった。
親の私が先々どうしようもなく影響を与えることは勿論沢山あるだろうし、それは仕方ないと思うがそれと自分の欲に負けて苦しめるのとは訳が違うだろう。
私も一時期は性欲で苦しみ
「不倫をしてしまいたい」
「セフレがいたら楽なのに」
毎日思ってました。
思ってしまうのも欲を持ってしまうのも他の人を好きになってしまうのも、それは正直仕方ないし自分の中で終わらせられるならどれだけでも思うなり想像するなり好きになればいいと思う。
しかし、それを行動してしまうのは別の話だ。
もしそれまでの結婚や妊娠などについて無責任に進め、無責任に作ったとしてもそれは責任を持たなければならない。
いつまでも子供で無責任で居たいなら結婚はしなければいい。
地位 職場 家族 親族 友人 財産 信用 将来 など
これらを全部失うことになる。
これらを失ってもいいと思える相手に出会えたと本人は思うだろう。
しかし逆なのだ。
その全てに対して無責任なのだ。
そんな人が責任を持ってそれらを守るわけがないだろう。
自分の父親は失った後で子供の私に何度も弁明をして母親が悪いと何度も言った。
私は父親を愛していた。故に、父親が口が達者で何事にも無責任なことを知っていた。
ただ、私は母も愛していた。故に、父の言う事が父にとっては苦痛で、母にとっては当たり前のことだと知っていた。
なぜなら私の母は責任感が強いから。
父は何度も職を変え、実家にも帰れず、子供の私からも失望され、周りの友人や後輩や知り合いから見下されていた。
だから父が言っていることややっている事は周りが母に垂れ流し、嘲笑われて本人は人望があると威張っていた。
友人に子供は元気かと聞かれて虚言を吐き、それに虚しくなって私に泣きながら愚痴ってきた。
そんな人になりたくなければ不倫をしない事だ。
と私は私に毎日ずっと言い聞かせている。
これを読んでいる人がそうならずに、普通に幸せに過ごせるようになる事を私は祈っています。