コロナ出産レポート
1月30日、予定より1ヶ月近く早く出産しました。
異常分娩ですので通常の出産レポートとはまた違うかと思いますのでご了承下さい。
今回は
前期破水
高位破水
微弱陣痛
旋回異常
吸引分娩
誘発剤
会陰切開
についてが書かれています。
1月27日午前9時ごろ
冷凍チャーハンを食べていると、突然生理の時のような感覚で何かが出て下着にシミが。
気のせいかと思い林檎を剥いていると僅かな腹圧をかけたり立ち上がるたびに漏れるように。
すぐにかかりつけの産院に連絡して準備。
内診をしてエコーをしてNSTをしていると院長が来て
“
今回は破水で間違いない
36週に入ってない(その時点で34週6日)ので早産に該当してしまう
(その産院で産むには)37週に入っていたら良かったが、それより早いので転院の必要がある
早産になるのでNICUに子供を入れなければいけない
ただしその産院にはNICUがないのでそれもあって大きい病院に行く必要がある
陣痛が来ていないので前期破水になるだろう
“
と説明があり、救急車で移動。
大きな病院に移動して再度内診してエコー、NSTをしながら転院・入院手続き。
エコーは研修医の人がしてくれて慣れない様子で慎重に見てくれていました。
その時の我が子は口をパクパクさせたりしゃっくりをしていました。
その後は母が駆けつけてくれて入院の手続きをして病室にいきました。
病室で同意書などにサインをして母が持って来てくれた入院セットを少し中身を出して昼食を食べました。
個室希望だったのですが最初は大部屋で過ごさなければならなかったので最低限のものだけ出しておきました。
ですが棚は一緒に移動だったので今考えたら全部出せばよかったです笑。
高位破水だったからか、産院から病院に移動するまでは量が少なくて尿もれパッドの少ないもので足りていましたが普通にその後も破水してしまい、どんどん出てきたので産褥パッド(L)でも足りず防水シート(ペットシーツみたいなやつ)を敷いて過ごしました。
しばらくはかなり量が出ていましたがだんだんそれが減ってきてそれと同時に不安になっていました。
と言うのも、破水して時間が経つと感染症の恐れがあったり羊水がなくなるとお腹の子が苦しくなったりするのではないかと思っていたからです。実際には多分臍の緒があるので苦しくなることは多分ないのかなと思いますが…笑。
その日の夕方、陣痛が始まりました。
痛いほどではないでしたが、大部屋だったので声を出すわけにはいかないので早めにLDRに移動しました。
ですが痛いだけで陣痛が一定の時間にならず張りがあっても耐え切れる感じでした。
夜は痛みで起きていましたが声が出るほどでもないです。
次の日を寝不足で迎えて朝
“
微弱陣痛が続いているので促進剤でお産を進める
“
という説明を受けました。
痛いのが続き、数分後には腰が折れそうな痛みが2分から5分おきになりました。
それが夕方まで続きましたが、有効な陣痛にはならず体力だけが消耗してしまい脱水になったので痛み止めを投与してその日は終わりました。
そしてこの時点で旋回異常が起きており、下を向いていなければならないのが上を向いていました。
子宮口も開かず、開始当初は2センチで終了した時は6センチでした。
その日から個室に移動できるとのことでその日はLDRから部屋に移動しました。
結局夜20時前から陣痛が始まりました。
ただLDRは腰の位置が私の背とは合わず関節が痛むので行きたくなくて2分間隔になるまで待って移動しました。時間は3時ごろでした。
これは分娩後、助産師さんに聞いた話ですがこの時点でお尻の穴が震えていて(力が入っていた)すぐ生まれると思っていたみたいです。
最初は背中が激痛でさすってもらってないと耐えきれない痛みが走っていました。
モニターをつけて子供が元気かを見なければならなかったのですが、当たっている感覚に子供が反応して蹴ってくる為それが痛くて外していました笑。
それが段々下になっていって、背中、腰、お尻の順で砕けそうな痛みが走りました。
1番きつかったのは腰でした笑。
お尻に痛みが来るまでは力んではいけなかったので除痛の呼吸でひたすら呼吸を整えてないといけませんでした笑。
腰に痛みがきた時点で15時は回っていて、分娩室にきてから12時間は経っていて体力の限界でした。
陣痛が来て、終わってすぐ子供が動き出して痛みが走って終わったと思ったら、また次の陣痛が来て
と言う感じで休む暇がなく、水分を摂る余裕がなくて脱水状態になっていました。
いざ子宮口が全開になっていざ正面を向いて力む!と言う場面になった時には17時を回っており、その時にはもう息を吸うのが困難になってきて酸欠になったので酸素マスクをしながら力むことになりました笑。
LDRを変形して足を立てて力んでいましたがなかなか進まずエコーで見てみると旋回異常が起きていてなかなか進んでいないことが判明。
吸引分娩に切り替える為にお偉いさんのお医者さんを呼ぶことに。
来るまでに同意書を作成笑。
帝王切開と吸引分娩の同意書を用意してもらいました。
お医者さんが到着すると、旋回異常を治すために子宮に思いっきり手を突っ込まれて回されました笑。
この感覚はもう味わいたくない笑。
内診痛いと思ってたけど比じゃない…😂
その後吸引カップを取り付けるため痛みどめ(って言われたけど局所麻酔)を2度打ちました。
声にならない叫びをあげてはいたものの、ちゃんと力みたくなった時は「来ました」って言ってたのは自分を褒めてあげたいです笑。
手際良く吸引器具をつけられて「力みたくなったら言ってね〜」と言われました。そこから陣痛が来て2回で生まれました。
その時もう体力もなかったので助産師さんに「力むのは3回まで」と言われてましたが最後だけ5回力みました笑。
吸引分娩が始まってからはあっという間でした笑。
鼻からスイカと言われてますが、私の感覚は1年分の便秘が出る感じ笑。
実際便も出ますがそれどころじゃない…。
お尻の方に力も入るし下の方に来ます。
普通の分娩がどうかは分からないんですけど、ドゥルンって感じで出て来ます。
在胎期間は35週と1日だったので産声をあげないかもしれないと思っていましたが、生まれた瞬間に泣いてくれました。
普通は肺の中の羊水を吸ってから肺呼吸が始まって、産声があがるものだと思っていたのでまだ臍の緒が繋がったまま泣いたのは驚きました。
アプガースコア?も1分で8点、5分で9点と高得点で「早産ということを感じさせない。」と褒められました。
私は会陰を縫って親と旦那に生まれた報告をして駆けつけてもらいました。
実は、分娩が進まなかったので連絡が間に合わなかったり、他の方が出産していたからというのもあって忙しかったのか連絡がなかったらしく、報告できたのは30分は経っていました。
旦那は実家から向かってきていたので45分、母は20分ほどかけて到着しました。
旦那はそのままNICUの先生に説明を受けて30分ほど小児科の病棟の方で子供の入院手続きをしていました。
私は2時間はLDRから動いてはいけないと言われたので動けないまま連絡をしていました。
立ち合いはできませんでした。
産院によっては(特に個人の産院では)陣痛室にいる間は立ち合いができないけど、分娩室に行けば立ち会えるところだったりその逆だったりするそうです。
大きな病院ではどちらも立ち会えません。
1人で耐えなければなりません。
私の病院では助産師さんがずっと着いて腰をさすってくれたり、お尻を押してくれたりしました。
感謝しかないです…。
旦那も母も義両親も立ち会えないので、ほんとに1人です笑。
特に微弱陣痛だと助産師さん離れるので自分のうめき声とか叫ぶ声が響く広い部屋の中で耐えることになります。
ほんとに心細いです。
ただどうしようもないので1人がほんとに辛い時はナースコールを押して担当の助産師さん呼んで一緒にいてもらうのもいいと思います。
隣でゲームされて一生恨む、みたいなことがないのである意味いいかもしれません笑。
時間がしばらく経ってしまったので忘れてしまっていることがあるかも…。
覚えてる限りはこんな感じでした。
大変でしたが、我が子は変わらず可愛かったです。
出産スタイルは重要ですが私にとっては子供が無事に生まれてくれたことが1番だったのでコロナが流行っていても、元気に生まれてくれたので満足です。
次は入院中役に立ったものを書きたいと思います。